クーポンサイトは何で選ぶ? 現場で見てきた集客につながる3つの基準

複数のサロン掲載カードの中から、選ばれる位置にあるカードが光っているイメージ画像

クーポンサイトを選ぶ時、つい「有名だから」「料金が安いから」「営業されたから」という理由で決めてしまうことがあります。

もちろん、それもきっかけとしては悪くありません。
有名なサイトには人が集まりやすいですし、料金が安ければ始めやすいです。
営業をきっかけに、今まで知らなかった媒体を知ることもあります。

でも、集客目的でクーポンサイトを使うなら、見るべき順番は少し違うと思っています。

今回の記事で考えたいのは、予約システムとして便利かどうかではありません。
あくまで、そのクーポンサイトから実際にお客様が来る可能性があるかです。

僕がクーポンサイトを選ぶ時に見る基準は、大きく3つあります。

ひとつ目は、自分のお店に必要な検索ワードで、そのサイトが見つけられているか。
ふたつ目は、そのサイトの中で自分のお店が戦えるか。
三つ目は、サロンとの相性と費用対効果が合っているか。

今回は、この3つの基準を、僕自身の経験も交えながら整理してみます。

クーポンサイトは集客媒体として見る

クーポンサイトには、予約を受ける場所としての役割もあります。
ネット予約ができたり、空き時間を見てもらえたり、予約管理がしやすくなったりします。

ただ、今回考えたいのはそこではありません。

クーポンサイトを集客目的で使うなら、まず見るべきなのは、そのサイト自体に人が集まっているかです。

予約システムとしてだけ考えるなら、他にも選択肢はあります。
自分の予約システム、LINE予約、ホームページからの予約など、いろいろな方法があります。

それでもクーポンサイトを使う意味は、その媒体が持っている集客力を借りられることです。

つまり、クーポンサイトを選ぶ時は、単に「予約が取りやすいか」ではなく、自分のお店をまだ知らない人に見つけてもらえる場所かどうかを確認したいです。

ここを外してしまうと、掲載しても思ったほど予約につながらないことがあります。

クーポンサイトの画面に多くの人が集まり、サロン情報を見ているイメージ画像

まず見るのは検索に強いサイトか

僕がクーポンサイトを選ぶ時、最初に見るのは検索に強いかどうかです。

具体的には、自分のお店に必要な検索ワードで実際に検索します。

たとえば、

「地域名 マッサージ」
「地域名 リラクゼーション」
「地域名 足つぼ」
「地域名 ヘッドスパ」
「地域名 整体」

こういった検索です。

この時に上位に出てくるクーポンサイトには、すでにお店を探している人が集まっている可能性があります。

これはかなり大事です。

クーポンサイトを使う意味は、ただページを作ることではありません。
そのサイトが持っている検索の強さや、すでに集まっている人の流れを借りることです。

だから、全国的に有名かどうかだけで判断しない方がいいと思っています。

もちろん、有名なサイトは強いです。
でも、本当に見るべきなのは、自分のお店の地域で見られているかどうかです。

全国では有名でも、自分の地域の検索であまり出てこないなら、集客媒体としての力は思ったより弱いかもしれません。

逆に、全国的にはそこまで有名でなくても、自分の地域の検索で上位に出ているなら候補になります。

大事なのは、サイトの名前の大きさではなく、自分のお店のお客様が検索した時に、そのサイトが見られているかです。

地域名とマッサージで検索した時に、クーポンサイトが検索結果の上位に表示されているイメージ画像

地域特化サイトも候補になる

クーポンサイトを選ぶ時、全国的に有名なサイトだけを見る必要はありません。

地域によっては、そのエリアに強い小さなサイトがあることもあります。

僕自身も、お店のオープン時に地域特化の小さなサイトと契約したことがあります。
全国的には無名に近いものの、その地域に特化した古くからあるサイトでした。

当時はその地域名での検索に強く、検索結果の上位に表示されていました。
掲載費用も比較的安く、結果として費用対効果はかなり良かったです。

こういう媒体は、知名度だけで見ていると見落としやすいです。

でも、自分のお店の地域で実際に検索され、見られているなら、十分に候補になります。

むしろ個人・小規模サロンにとっては、大手サイトだけを見るよりも、こうした地域に強い媒体を見つけられるかどうかが大事になることもあります。

検索に強い。
掲載費が重すぎない。
ライバルが多すぎない。
その中で自分のお店が見つけてもらえる。

こういう条件がそろうなら、地域特化サイトもかなり現実的な選択肢になります。

地域密着と地元の味方という言葉で、地元に寄り添うサービスを表現したイメージ画像

検索順位だけでなく、サイト内で戦えるか

ただし、検索で上に出ているサイトを選べば、それだけで良いという話でもありません。

ここもかなり大事です。

検索1位のサイトは、たしかに魅力的です。
人が集まっている可能性も高いですし、そのサイトに載る意味は大きいと思います。

でも、検索に強いサイトほど、掲載しているライバル店も多いことがあります。

同じ地域、同じジャンルのお店がたくさん掲載されていて、その中で自分のお店が埋もれてしまう。
サイト内で上位に出るためには、高い掲載費用が必要になる。
こういうこともあります。

僕自身も、お店のオープン時に、狙いたい検索ワードで上位に出ていた複数のサイトと契約しました。

その中で、検索順位が一番高いサイトはたしかに強かったです。
ただ、ライバル店の掲載も多く、そのサイト内で目立つには大きな費用が必要だと感じました。

一方で、検索では2番手くらいのサイトでも、ライバル店が比較的少なく、割安な掲載費でサイト内の上位に入りやすい媒体もありました。

その場合は、あえてそちらに資金を集中する判断もあります。

実際に僕も、検索順位だけでなく、サイト内で自分のお店がどの位置を取れそうかを見て、資金のかけ方を考えました。

大事なのは、検索で上に出ているかだけではありません。
そのサイトの中で、自分のお店が見つけてもらえる位置に立てるか。
ここまで見る必要があります。

検索で強いサイトに載っても、その中で埋もれてしまえば予約にはつながりにくいです。

だから、クーポンサイトを選ぶ時は、
検索で上に出ているかと、
そのサイト内で自分のお店が戦えるかをセットで考えていきたいです。

クーポンサイト内でサロン掲載カードが順位や表示位置を競っているイメージ画像

サイトとサロンの相性を見る

次に見るのは、サイトとサロンの相性です。

検索に強くて、サイト内でも戦えそう。
それでも、その媒体を使っているお客様と自分のお店の相性が合っていないと、そもそも選ばれにくくなります。

たとえば、そのサイトは安さ重視のお客様が多いのか。
美容系に強いのか。
リラクゼーションや整体に強いのか。
若いお客様が多いのか。
落ち着いた客層が多いのか。

こういう雰囲気は見ておきたいです。

自分のお店がどんなサロンなのか。
価格帯はどのくらいなのか。
強みは何なのか。
静かに過ごすお店なのか、しっかり改善系なのか、安さを打ち出すのか。

お店の雰囲気や価格帯が媒体の利用者とズレていると、そもそも予約の候補に入りにくくなります。

たとえば、落ち着いたリラクゼーションを打ち出したいお店なのに、安さやスピード重視の媒体に出しても、魅力が伝わりにくいかもしれません。

逆に、価格や手軽さを求めているお客様が多い媒体なら、じっくり価値を伝えるタイプのお店は選ばれにくくなることもあります。

クーポンサイトは、予約が入ればそれで終わりではありません。

その予約が、自分のお店に合うお客様につながるか。
ここも大事な判断基準です。

サロンの雰囲気とお客様の相性が合っていることを、パズルの組み合わせで表現したイメージ画像

クーポンサイトで価格競争になりやすい理由と、安さだけで比べられない見せ方はこちらの記事でも整理しています。

最後に費用対効果を見る

最後に見るのが費用対効果です。

ただし、ここで大事なのは、安いか高いかだけで判断しないことです。

安い媒体が正解とは限りません。
高い媒体が全部ダメというわけでもありません。

検索に強い。
サイト内で自分のお店が戦える。
サロンとの相性も悪くない。
そのうえで予約につながる可能性がある。

そう感じるなら、費用をかける意味はあります。

逆に、どれだけ安くても予約につながらないなら、費用対効果は良くありません。

費用対効果を見る時は、単純に「掲載費が安いか高いか」だけで考えない方がいいです。

たとえば、広告掲載で得られた売上から、掲載費、人件費、その他の経費を引いた時に、どれくらい残るのか。

ざっくりでもいいので、この感覚は持っておきたいです。

成果報酬型の場合は、予約や売上に対して何%かかるのかがあらかじめ分かるので、費用対効果は比較的判断しやすいです。

月額掲載型の場合は、毎月どれくらい予約が入れば掲載費を回収できるのかを考える必要があります。

特に個人・小規模サロンの場合、広告費や掲載費は重く感じます。
でも、費用を抑えることだけを優先すると、結局予約が増えずに苦しくなることもあります。

費用対効果は、安いかどうかではなく、最終的に予約と売上につながるかで考えたいです。

クーポンサイトの費用対効果や使うべきかの考え方は、こちらの記事でも整理しています。

広告費と売上のバランスを見ながら、費用対効果を確認しているイメージ画像

契約前に掲載位置の目安を確認する

契約前に確認しておきたいのは、掲載費と掲載位置の目安です。

僕は担当者に話を聞く時、
「この掲載プランだと、サイト内ではだいたいどのあたりに表示されますか?」
「上位に出すには、どのくらいのプランが必要ですか?」
ということを確認していました。

もちろん、掲載順位が常に固定されるわけではありませんし、媒体によってははっきり答えにくい部分もあると思います。

それでも、どのくらいの費用で、どのくらいの露出が見込めるのかは、契約前に確認しておきたいところです。

掲載条件を確認したうえで、契約成立を表す握手をしているイメージ画像

まとめ

クーポンサイトは、どれでも同じではありません。

予約システムとして便利かどうかではなく、集客媒体として見るなら、選び方は少し変わります。

まずは、自分のお店に必要な検索ワードで、そのサイトが上に出ているかを見る。
次に、そのサイト内で自分のお店が埋もれずに戦えるかを見る。
そして、サロンとの相性や費用対効果を見て判断する。

全国的な知名度だけで決める必要はありません。
地域に強い小さなサイトが候補になることもあります。

料金の安さだけで決める必要もありません。
安くても予約につながらなければ意味が薄いですし、高くても予約につながるなら検討する価値はあります。

クーポンサイト選びで大事なのは、有名なサイトを選ぶことではなく、自分のお店が見つけられ、選ばれる場所を選ぶことです。

自分のお店に必要な検索ワードで見られているか。
その中で自分のお店が戦えるか。
そして、来てほしいお客様につながるか。

この3つを見ながら、集客につながるクーポンサイトを選びたいです。

クーポンサイト選びは、自分のお店が目立てる場所を確保すること。

次に読みたい記事

予約が足りない時に、有料でもクーポンサイトを使う考え方はこちらの記事でも整理しています。

クーポンサイトを使い続けるべきか、見直すべきかを判断したい方はこちらの記事も参考になります。

コメント