個人・小規模サロンはクーポンサイトを使うべき? やめるべき?

クーポンサイトやWEB予約をイメージしたスマートフォン操作のイメージ画像

クーポンサイトを使うべきか、やめるべきか。
個人サロンや小規模サロンをやっていると、この悩みは一度は出てくると思います。

実際、便利なのは便利です。
でも広告費がかかる以上、本当に続ける意味があるのかは気になりますよね。
これから契約しようか迷っている人も、今使っていて見直そうか悩んでいる人も、気になっているところは近いはずです。

ただ、この話は単純に「使う」「やめる」の二択で考えると、かえってわかりにくくなります。

なぜかというと、クーポンサイトには大きく分けて2つの役割があるからです。
まずはそこを分けて考えると、自分のお店に必要かどうかが見えやすくなります。

クーポンサイトには「集客」と「WEB予約」の2つの役割があります

クーポンサイトは、クーポンを出して新規のお客様に見つけてもらうための集客媒体です。
それと同時に、WEB予約の受け皿としても使えます。

ここを一緒にして考えると、話がややこしくなります。

たとえば、集客としてはそこまで強くないと感じていても、予約システムとして使いやすくて、その料金だと思えば納得できることはあります。
逆に、予約システムとしては使えても、集客にもつながらず、料金も高く感じるなら見直したくなります。

だから僕は、クーポンサイトを見る時はまず
集客として必要か
WEB予約の受け皿として必要か
この2つを分けて考えたほうがいいと思っています。

スマートフォンを操作しながらノートパソコンを見る女性の手元。WEB予約やクーポンサイト管理のイメージ

まず見るのは、集客としてまだ必要かどうかです

クーポンサイトを使う意味があるかを考える時、最初に見るのはここです。
今の自店にとって、まだ集客として必要かどうか。

まだ新規集客が足りないなら、クーポンサイトを使う意味は十分あります。
広告費がかかっても、そこからお客様に見つけてもらえて、予約につながるなら価値はあります。

逆に、もう他の導線で十分集客できているなら、無理にクーポンサイトを使わなくてもいいです。
その場合は、予約システムだけをもっと抑えた料金で使える方法でもいいと思います。

ここで大事なのは、クーポンサイトを使っていること自体ではありません。
今の店にとって、その集客が必要かどうかです。

なんとなく続けるものでもないし、なんとなくやめるものでもない。
まずはそこを見たいです。

クーポンサイトを使うかどうかは、単体で考えるよりも、他の集客導線とあわせて見ると判断しやすくなります。

次に見るのは、その費用に納得できるかどうかです

クーポンサイトの話になると、
「広告費がかかるから使わないほうがいい」
という話になりがちです。

でも僕は、広告費がかかること自体が悪いとは思っていません。

広告費は、売上を増やすために使うものです。
使い方によっては、ちゃんとプラスに働きます。

問題なのは、お金がかかっていることではなく、その費用に見合っているかどうかです。

ここで気をつけたいのが、
売上が出ているからOK
と軽く考えないことです。

クーポンサイトに払っている広告費より売上が上回っていても、それだけで十分とは言えません。

大事なのは売上の大きさより、その売上から広告費や人件費、その他の必要なお金を引いたあとに、お金がどれくらい残るかです。

もちろん、細かく厳密に計算しすぎなくても大丈夫です。
でも少なくとも、
このくらいの費用をかけるなら、これくらいの売上はほしい
という感覚は持っておいたほうがいいです。

また、集客としては少し弱くても、予約システムとして使いやすく、その使用料だと思えば納得できることもあります。
この場合は、集客だけでなく、WEB予約の受け皿としての価値も含めて見たほうが判断しやすいです。

ノートパソコンを前にOKサインを出す女性。クーポンサイトの使い方や判断基準に納得したイメージ

成果報酬でも、軽く考えないほうがいいです

成果報酬型のクーポンサイトは、一見すると安心に見えます。
予約が入った分だけ払うなら無駄が少なそうですし、固定費より気軽に感じる人も多いと思います。

でも、成果報酬だから大丈夫と最初から軽く考えないほうがいいです。

予約が入ったこと自体はよくても、その施術料金に対して何%の手数料がかかるのかによって、手元に残る金額はかなり変わります。
そこからさらに人件費がかかることを考えると、思ったより余裕がないことも普通にあります。

最低限、その予約で成果報酬を払い、人件費も考えた時にどうか、というところは見ておきたいです。
予約が入っているからOK、広告費を超える売上が出ているからOK、ではありません。

固定費型でも成果報酬型でも、契約前にざっくりでいいので目安を持っておくことは大事です。
成果報酬型は特に、1件ごとの見え方を考えやすいので、なおさら最初に確認しておきたいところです。

いくら数字が悪くなくても、管理しきれないなら見直したいです

もうひとつ大事なのが、数字だけで判断しないことです。

たとえ費用対効果が悪くなさそうでも、システムが重複して管理しきれないなら、それは見直す理由になります。

たとえば、他の予約システムと併用していて確認作業が増えすぎたり、ブッキングが起きやすくなったり、予約の見落としが増えたりするなら、かなり危ないです。

お客様が来てくれるのはうれしいです。
でも、ブッキングはやっぱりトラブルの元なので避けたいですよね。

数字だけ見て決めると、実際に回し始めた時に無理が出やすいです。
特に個人サロンや小規模サロンは少人数で回していることが多いので、管理のしやすさはかなり大事です。

集客できるかどうかだけでなく、無理なく回せるかどうかも、続けるか見直すかを考える時には外せません。

ノートパソコンの前で頭を抱える男性。広告費や費用対効果に悩む個人・小規模サロンのイメージ

WEB予約ができる受け皿は、今はかなり大事です

ここまでクーポンサイトの判断基準を書いてきましたが、そのうえでやはり思うのは、今はWEB予約ができる受け皿自体がかなり大事だということです。

お客様が予約したいと思った時に、すぐWEBで進められる状態は、今の時代かなり重要です。
電話だけ、問い合わせだけ、あとで返事を待つだけ、では弱いです。

できれば、GoogleマップやSNS、ブログ、ホームページなど、自社のいろいろな集客の受け皿として使える形があるのが理想です。
どこから見ても予約につながる状態はやはり強いです。

ただ、最初からそこまで完璧に整っていなくても大丈夫です。
今の段階で持てる受け皿を持つことが大事で、そこまでできていないからダメという話ではありません。

クーポンサイトも、その受け皿のひとつとして十分使える場面があります。
だからこそ、集客とWEB予約の両方から見て、自店にどういう役割を持たせるのかを考えたいです。

GoogleマップやSNSから来たお客様を受け止める場所として、ホームページの役割も整理しておきたい方はこちらの記事も参考になります。

僕は、こういう時なら使うと思います

僕なら、まず集客がまだ足りないなら使います。
クーポンサイト経由で新規のお客様に見つけてもらえるなら、それだけで意味があります。

また、集客としては少し弱くても、予約システムとして使いやすく、その料金だと思えば納得できるなら使います。
クーポンサイトは集客媒体としてだけでなく、WEB予約の受け皿としての価値もあるからです。

さらに、自社の他の集客導線から見ても、その受け皿として活かせるなら使う意味があります。
GoogleマップやSNSなどから予約につなげる先として使えるなら、それも十分な役割です。

広告費がかかるかどうかだけで判断するのではなく、今の店に必要な役割を果たしているかで見たいです。

分かれ道の前に立つ男性の後ろ姿。クーポンサイトを続けるか見直すかで迷う判断のイメージ

逆に、こういう時は見直します

逆に、集客にもう必要ないなら見直します。
新規集客の主な入口が別にできていて、クーポンサイト経由の役割が薄くなっているなら、無理に続けなくてもいいと思います。

また、費用対効果が合わない時も見直したいです。
売上があるだけではなく、広告費や人件費を考えた時に納得しにくいなら、そのまま続ける理由は弱いです。

予約システムとして見ても料金に納得しにくい時も同じです。
集客としても、WEB予約の受け皿としても中途半端なら、別の方法を考えたほうがいいと思います。

さらに、システムが重複して管理しきれない時も見直します。
ブッキングや確認漏れが起きやすい状態なら、いくら数字が悪くなくても、そのまま使い続けるのはきついです。

大事なのは、なんとなく続けることではありません。
今の店にとって必要な役割を本当に果たしているかどうかです。

まとめ

クーポンサイトは、広告費がかかるから使わない、という単純な話ではありません。
集客の役割と、WEB予約の受け皿としての役割、その両方を持てるのがクーポンサイトの強みです。

だから、まだ集客が必要で、その費用に見合うなら使う価値はあります。
集客としては少し弱くても、予約システムとして納得できるなら続ける理由になります。

一方で、集客の役割が薄くなっていたり、費用に納得しにくくなっていたり、管理しきれない状態になっているなら見直していいと思います。

僕ならクーポンサイトを使うかどうかは、まず
集客として必要か
その費用に納得できるか
管理できる状態か
この3つで考えます。

合うなら使えばいいし、合わないなら見直せばいい。
そのくらい現実的に考えるほうが、個人サロンや小規模サロンには合っていると思います。

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